自然と人々の共生を目指し、植林活動やコミュニティ支援活動を行っています。
世界中で減少しつつある熱帯雨林。その中でも世界最古の熱帯雨林を有するボルネオ島。現在、その減少に歯止めをかける為に、東マレーシアのサラワク州では、様々な理由で荒れた土地に、サラワクに元来ある樹木の植林活動を行っています。日本でもラワン材と知られる、多様なフタバガキの樹木や、エイズの抑制剤として注目されているビンタンゴーの樹木、水より比重の高いボルネオ・テツボクなどを植林して、熱帯雨林の遺伝子資源を残そうと努力しています。
又、植林時には、植林地近隣の先住民族の人々が植林をお手伝い致します。熱帯雨林と共に暮らしてきた先住民族の人々との触れ合いの中で、彼らの自然との共生や知恵を感じ取る事が出来ます。熱帯雨林の産物は、人々の日用品から、住居の資材、食料としてだけでなく、薬用としても利用され、様々な用途のあるものとして重要な役割を担っています。
植林の流れ
2. 種子の保管
3. 苗育て
4. 植林地の整備や苗木運搬(2週間)
5. 植林
6. 永続的維持活動
NPO ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクト
また、当社スタッフ、及び、関係者によるNPO「ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクト」という団体にて、植林活動を行っております。
NPO ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクトでは、2019~2021年度の経団連自然保護基金の助成にて、
クチンより車で約2時間の場所に位置するサバル村にて、「コーヒーの生産者組合の構築」のプロジェクトを行い、
サバル村で、コーヒー農園の栽培から、コーヒー豆の精製迄の一連を習得してもらい、
現在、約2500本のコーヒーの木が育っています。(2024年5月頃に、第1回の収穫を予定)
「コーヒーの生産者組合の構築」の活動内容の一部の映像です。
下記のロゴより、活動の詳細サイトへ。