第5回
マレーシア・バイアグラ
「トンカタリ」
★元気が出ます。むくみが取れます。社長の深夜の結果報告もありました。
その日は、非常に疲れていました。夜9時には熟睡状態の私を、携帯電話の呼び出し音が何の容赦も無く響き渡り、私の夢の世界を破壊しました。寝起きのゆっくりした動きで携帯電話の画面を見ると、社長からで、なんと時間は深夜0時、こんな時間に社長から電話とはただ事ではない、何か緊急事態発生とおぼろげながら思い電話に答えました。するとすぐ、社長の「鍋ちゃん、きいたわよ」と言う声。何を聞いたのかと、不思議に思って黙っていると、立て続けに、社長が「トンカタリすご~~く効いたわよ」との声。「あ、そうですか」と事務的に答えるしかなく、立て続けにその効用の如何を話し続ける社長でしたが、一息ついたタイミングで、私が「それで、こんな時間に何か緊急事態ですか?」と切り出すと、社長は「ん~~。それだけ」と言って、ガチャッと音がして電話はきれました。「ツーツー」と私の耳元でなる電話を枕元において、ため息をついたと同時に破壊された夢の世界へ戻っていきました。翌朝、冷静になって、この電話は、「トンカタリが効いた」と言う業務連絡だったと認識した私は、この話をネタにしなければ、と密かに心に誓ったのでした。
今回は、社長も推奨する、「マレーシア・ジンセン」、「ジャングル・ジンセン」、そして、「マレーシア・バイアグラ」とも、異名をとる、「トンカタリ」(Eurycoma Longifolia)に関して、話をしたいと思います。「トンカタリ」は、厳密には、Tongkat Ali (トンカットアリ)で 、発音上はトンカッを単独で言う場合は最後の「ッ」は殆ど発音されないのですが、次に続く言葉がAli で母音から始まっている為、「ッ」+「ア」で「タ」となり、「トンカタリ」となります。「トンカ」が杖、アリが人の名前で、直訳すると、「アリさんの杖」と呼ばれる植物で熱帯雨林の森の中にあります。通常、熱帯雨林の樹木の殆どは、土壌に含まれる養分が表面の薄い部分しかない為、根が浅くしか張りません。多くの巨木も同様、深く根を張るのは少ないですが、この「トンカタリ」だけは3m位の低木しかならないにもかかわらず、根だけは異常な程深く張り、私が採集に同行した時も、根だけで2mをゆうに超え、さらに奥にも根があった様ですが、深すぎて取れませんでした。日本名では、「ニガキ」と言う名前を頂戴しているようで、その肝心の根の部分が非常に苦く、その根の部分を煎じて飲むと、滋養強壮に効くそうです。因みに、トンカタリの実は、赤い小さな実ですが、マラリアの薬の成分に使われるそうです。この実も苦くて食べられた代物ではありません。「良薬口に苦し」ですね。
「トンカタリ」の存在はここへ来た頃(1996年頃)から知ってはいましたが、大げさに言っているのだろう、としか思っていませんでした。しかし、ある日(1998年頃)森の中で数日暮らす機会があり、そこでは、毎日歩かなければならず、毎朝、足が痛くだるい状態が続きました。日に日に歩くペースが落ちる私を見かねたイバン族の青年が、夕食後、お茶を出してくれました。これが、この世のものとは思えないほど苦く、一瞬脳裏をよぎったのが、「こいつは足でまといだから、ここで殺そう」と毒をもられたのかと思ったくらいでした。飲んでるうちに苦味には慣れて、体が少し温かくなったような気がしました。青年曰く、これは、野生の木でトンカタリの根で、疲れがよく取れるとのこと。でも、ポカポカする程度で、その時は、「ア~。これが、トンカタリなんだ。苦いな」と言う印象しかありませんでしたが、翌朝、目を覚ましたら、びっくり、というか、あまりにも効き過ぎて、足の痛みも浮腫みも疲れも全然無くなっていたので、最初は気付かなかったのですが、歩いている時に、ふと、「おかしいな、昨日まで、足は痛いは、浮腫むは、疲れるは、歩くのが苦だったのに、全然、気にならないし、足が軽いようだ。マッサージもしてないし、何か特別のものを食べてもないし、思い当たるのは、トンカタリだけ」と思い、青年に尋ねると、「トンカタリは、よく効くでしょ。でも、毎日飲むと、強すぎるから体に良くないから。本当に疲れて、これ以上駄目って時に飲むと良いよ」と言って、トンカタリの根の一部分を切り取ってくれました。
沸かした水に、トンカタリの根を少量(本当に少量です)削って入れて、煎じて飲むだけです。沸かす時に茶色に変わると出来上がりです。最初は苦いですが、何度か飲むと、苦味を感じなくなる様ですが、苦味を感じない時は飲まない方がよいそうです。そういう時は、体がこれをあまり必要にしていないと先住民族の人は言います。さらに、必要以上飲むと、体の抵抗力がなくなるそうです。森から帰ってすぐ、社長に「トンカタリ」の効用を伝えたのでしたが、「いいわね」の一言で終わり、冒頭の社長の報告事件は、4年の歳月を経た後に起こったのでした(2002年)。
トンカタリの話を現地ですると、「バイアグラ」的な意味で取っている人も多いので、その話だけで、「下種な話し」と言う風に思われがちですが、実際は、即効性等はほとんど無く(バイアグラの検索でこのページに辿り着いた人には、ごめんなさい、「の様な物」ですのでご了承を)、どちらかと言うと、滋養強壮で、血行によく、特に、女性で、冷え性や浮腫みの多い方に良いそうです。社長もきっとそういう事で「効いた」と言ったのでしょう(一応、誤解をなくす為に付け加えておきます)。今では、「トンカタリ」も、市民権を得て、日本の「リボピタンD」も「リビタ」と言う名前でマレーシアでも販売されてますが、同様なもので、「パワー・ルート」(強力な根ですよ、すごい名前ですね)と言う名前で、滋養強壮ドリンクとして販売されてます。最近では、蜂蜜入りや「エキストラ・パワー・ルート」等バリエーションが結構あり楽しめます。料金的には、RM 2.5前後(75円)位でスーパーで売られてます。
又、トンカタリ入りのコーヒーと言うのも浸透していまして、これは、インスタント・コーヒーの部類ですが、一杯用の小さな袋に入っており、コーヒーと砂糖と粉末ミルクと「トンカタリの粉末」がその小袋に入っており、お湯を注ぐと出来上がります。お湯を注ぐ時に、非常に良い香りがしますので、誰かがいれていると、「あいつ、トンカタリ・コーヒー飲んでるよ」ってな感じで、すぐばれます。最近は、スーパー・パワーと言う銘柄で新発売した新しい会社が、さらに、強力なトンカタリ入りのコーヒーを発売し、このCMでは、マレー人の夫婦の家の前に、アラブの魔法使いが現れ、望みは何だと聞くと、マレー人の旦那が「パワー」だと言います。そうすると、この魔法使いがこのコーヒーの小袋を渡し、夫婦が家に入ると、家全体に明かりが点滅して家が揺れるという、結構直接的な表現で笑えます。最近では、女性用に、これも森の中にあるFatimahという香草を入れたコーヒーも出て、女性の美しさを保つのに良いドリンクとして、販売されてます。このFatimahの本当の効用は、ここでは、明記するのは躊躇されるような事ですが、女性の美しさを保つとだけ言っておきましょう。
きっと、日本では販売されていないと思いますが、マレーシアに来たら、忘れずに買わなければならないものとして、リストにしておいて下さい。
「僕ら人間について、大地が万巻の書より多くを教える。理由は、大地が人間に抵抗するがためだ」(サン・テグジュペリ「人間の土地」)~~~~~ ドリ鍋 (2007年1月10日)
PS. 新年早々、元気が出る話をしてしまいました。今年も、頑張りますよ、いろんな意味で・・・・。
その日は、非常に疲れていました。夜9時には熟睡状態の私を、携帯電話の呼び出し音が何の容赦も無く響き渡り、私の夢の世界を破壊しました。寝起きのゆっくりした動きで携帯電話の画面を見ると、社長からで、なんと時間は深夜0時、こんな時間に社長から電話とはただ事ではない、何か緊急事態発生とおぼろげながら思い電話に答えました。するとすぐ、社長の「鍋ちゃん、きいたわよ」と言う声。何を聞いたのかと、不思議に思って黙っていると、立て続けに、社長が「トンカタリすご~~く効いたわよ」との声。「あ、そうですか」と事務的に答えるしかなく、立て続けにその効用の如何を話し続ける社長でしたが、一息ついたタイミングで、私が「それで、こんな時間に何か緊急事態ですか?」と切り出すと、社長は「ん~~。それだけ」と言って、ガチャッと音がして電話はきれました。「ツーツー」と私の耳元でなる電話を枕元において、ため息をついたと同時に破壊された夢の世界へ戻っていきました。翌朝、冷静になって、この電話は、「トンカタリが効いた」と言う業務連絡だったと認識した私は、この話をネタにしなければ、と密かに心に誓ったのでした。
今回は、社長も推奨する、「マレーシア・ジンセン」、「ジャングル・ジンセン」、そして、「マレーシア・バイアグラ」とも、異名をとる、「トンカタリ」(Eurycoma Longifolia)に関して、話をしたいと思います。「トンカタリ」は、厳密には、Tongkat Ali (トンカットアリ)で 、発音上はトンカッを単独で言う場合は最後の「ッ」は殆ど発音されないのですが、次に続く言葉がAli で母音から始まっている為、「ッ」+「ア」で「タ」となり、「トンカタリ」となります。「トンカ」が杖、アリが人の名前で、直訳すると、「アリさんの杖」と呼ばれる植物で熱帯雨林の森の中にあります。通常、熱帯雨林の樹木の殆どは、土壌に含まれる養分が表面の薄い部分しかない為、根が浅くしか張りません。多くの巨木も同様、深く根を張るのは少ないですが、この「トンカタリ」だけは3m位の低木しかならないにもかかわらず、根だけは異常な程深く張り、私が採集に同行した時も、根だけで2mをゆうに超え、さらに奥にも根があった様ですが、深すぎて取れませんでした。日本名では、「ニガキ」と言う名前を頂戴しているようで、その肝心の根の部分が非常に苦く、その根の部分を煎じて飲むと、滋養強壮に効くそうです。因みに、トンカタリの実は、赤い小さな実ですが、マラリアの薬の成分に使われるそうです。この実も苦くて食べられた代物ではありません。「良薬口に苦し」ですね。
「トンカタリ」の存在はここへ来た頃(1996年頃)から知ってはいましたが、大げさに言っているのだろう、としか思っていませんでした。しかし、ある日(1998年頃)森の中で数日暮らす機会があり、そこでは、毎日歩かなければならず、毎朝、足が痛くだるい状態が続きました。日に日に歩くペースが落ちる私を見かねたイバン族の青年が、夕食後、お茶を出してくれました。これが、この世のものとは思えないほど苦く、一瞬脳裏をよぎったのが、「こいつは足でまといだから、ここで殺そう」と毒をもられたのかと思ったくらいでした。飲んでるうちに苦味には慣れて、体が少し温かくなったような気がしました。青年曰く、これは、野生の木でトンカタリの根で、疲れがよく取れるとのこと。でも、ポカポカする程度で、その時は、「ア~。これが、トンカタリなんだ。苦いな」と言う印象しかありませんでしたが、翌朝、目を覚ましたら、びっくり、というか、あまりにも効き過ぎて、足の痛みも浮腫みも疲れも全然無くなっていたので、最初は気付かなかったのですが、歩いている時に、ふと、「おかしいな、昨日まで、足は痛いは、浮腫むは、疲れるは、歩くのが苦だったのに、全然、気にならないし、足が軽いようだ。マッサージもしてないし、何か特別のものを食べてもないし、思い当たるのは、トンカタリだけ」と思い、青年に尋ねると、「トンカタリは、よく効くでしょ。でも、毎日飲むと、強すぎるから体に良くないから。本当に疲れて、これ以上駄目って時に飲むと良いよ」と言って、トンカタリの根の一部分を切り取ってくれました。
沸かした水に、トンカタリの根を少量(本当に少量です)削って入れて、煎じて飲むだけです。沸かす時に茶色に変わると出来上がりです。最初は苦いですが、何度か飲むと、苦味を感じなくなる様ですが、苦味を感じない時は飲まない方がよいそうです。そういう時は、体がこれをあまり必要にしていないと先住民族の人は言います。さらに、必要以上飲むと、体の抵抗力がなくなるそうです。森から帰ってすぐ、社長に「トンカタリ」の効用を伝えたのでしたが、「いいわね」の一言で終わり、冒頭の社長の報告事件は、4年の歳月を経た後に起こったのでした(2002年)。
トンカタリの話を現地ですると、「バイアグラ」的な意味で取っている人も多いので、その話だけで、「下種な話し」と言う風に思われがちですが、実際は、即効性等はほとんど無く(バイアグラの検索でこのページに辿り着いた人には、ごめんなさい、「の様な物」ですのでご了承を)、どちらかと言うと、滋養強壮で、血行によく、特に、女性で、冷え性や浮腫みの多い方に良いそうです。社長もきっとそういう事で「効いた」と言ったのでしょう(一応、誤解をなくす為に付け加えておきます)。今では、「トンカタリ」も、市民権を得て、日本の「リボピタンD」も「リビタ」と言う名前でマレーシアでも販売されてますが、同様なもので、「パワー・ルート」(強力な根ですよ、すごい名前ですね)と言う名前で、滋養強壮ドリンクとして販売されてます。最近では、蜂蜜入りや「エキストラ・パワー・ルート」等バリエーションが結構あり楽しめます。料金的には、RM 2.5前後(75円)位でスーパーで売られてます。
又、トンカタリ入りのコーヒーと言うのも浸透していまして、これは、インスタント・コーヒーの部類ですが、一杯用の小さな袋に入っており、コーヒーと砂糖と粉末ミルクと「トンカタリの粉末」がその小袋に入っており、お湯を注ぐと出来上がります。お湯を注ぐ時に、非常に良い香りがしますので、誰かがいれていると、「あいつ、トンカタリ・コーヒー飲んでるよ」ってな感じで、すぐばれます。最近は、スーパー・パワーと言う銘柄で新発売した新しい会社が、さらに、強力なトンカタリ入りのコーヒーを発売し、このCMでは、マレー人の夫婦の家の前に、アラブの魔法使いが現れ、望みは何だと聞くと、マレー人の旦那が「パワー」だと言います。そうすると、この魔法使いがこのコーヒーの小袋を渡し、夫婦が家に入ると、家全体に明かりが点滅して家が揺れるという、結構直接的な表現で笑えます。最近では、女性用に、これも森の中にあるFatimahという香草を入れたコーヒーも出て、女性の美しさを保つのに良いドリンクとして、販売されてます。このFatimahの本当の効用は、ここでは、明記するのは躊躇されるような事ですが、女性の美しさを保つとだけ言っておきましょう。
きっと、日本では販売されていないと思いますが、マレーシアに来たら、忘れずに買わなければならないものとして、リストにしておいて下さい。
「僕ら人間について、大地が万巻の書より多くを教える。理由は、大地が人間に抵抗するがためだ」(サン・テグジュペリ「人間の土地」)~~~~~ ドリ鍋 (2007年1月10日)
PS. 新年早々、元気が出る話をしてしまいました。今年も、頑張りますよ、いろんな意味で・・・・。
ドリ鍋の四方山話
ボルネオ島サラワク州
第1回 ボルネオ島の白人王国「サラワク」(2006年12月10日)
・・・100年間続いた英国人ブルック家の所有した謎の王国(1841年~1941年)
第2回 フルーツの王様「ドリアン」 (2006年12月17日)
・・・「ドリアンを食べる為だけでも、ボルネオ島に来る価値がある」 (アルフレッド・ウォーレス)
第3回 謎の病気(?)「ラタ」 (2006年12月21日)
・・・パイナップルボンバー洋平のトラウマを起こした病気に迫る
第4回 世界遺産のムル国立公園(2006年12月25日)
・・・秘境のリゾート、巨大洞窟とコウモリ達 、そして、アントゥー
第5回 マレーシア・バイアグラ「トンカタリ」(2007年1月10日)
・・・元気が出ます。むくみが取れます。社長の深夜の結果報告もありました。
第6回 クチンの屋台事情「ラクサ」「コロミー」「経済飯」(2007年1月16日)
・・・我々は、洒落たカフェで昼食は取れません。間違っても、屋台です。
★特別企画!! サラワク王国時代の国歌 (2007年2月2日)
・・・2代目白人王チャールズの妻、マーガレット・ブルック作曲によるサラワク王国国歌の音源化。
第7回 とても高い木「タパン」と蜂蜜(2007年2月10日)
・・・超高木「タパン」の謎、そして、熱帯雨林の何百種類の花の蜜からできた蜂蜜を売る謎のおっさん
第8回 ボルネオ島熱帯雨林での「森の掟」(2007年2月10日)
・・・サラワク先住民族イバン族の森の掟と、受け継がれる知恵
第9回 イバン族の夢占い(2007年2月26日)
・・・イバン族のシャーマンの解く、語り継がれる夢の意味の片鱗。
第10回 イバン族の食文化(1)(2007年6月20日)
・・・サラワク先住民族のイバン族の一番大切なもの、それは・・・。
第11回 イバン族の食文化(2)(2007年6月23日)
・・・サラワク先住民族のイバン族の男達の一番大好きなもの、それは・・・。
・・・100年間続いた英国人ブルック家の所有した謎の王国(1841年~1941年)
第2回 フルーツの王様「ドリアン」 (2006年12月17日)
・・・「ドリアンを食べる為だけでも、ボルネオ島に来る価値がある」 (アルフレッド・ウォーレス)
第3回 謎の病気(?)「ラタ」 (2006年12月21日)
・・・パイナップルボンバー洋平のトラウマを起こした病気に迫る
第4回 世界遺産のムル国立公園(2006年12月25日)
・・・秘境のリゾート、巨大洞窟とコウモリ達 、そして、アントゥー
第5回 マレーシア・バイアグラ「トンカタリ」(2007年1月10日)
・・・元気が出ます。むくみが取れます。社長の深夜の結果報告もありました。
第6回 クチンの屋台事情「ラクサ」「コロミー」「経済飯」(2007年1月16日)
・・・我々は、洒落たカフェで昼食は取れません。間違っても、屋台です。
★特別企画!! サラワク王国時代の国歌 (2007年2月2日)
・・・2代目白人王チャールズの妻、マーガレット・ブルック作曲によるサラワク王国国歌の音源化。
第7回 とても高い木「タパン」と蜂蜜(2007年2月10日)
・・・超高木「タパン」の謎、そして、熱帯雨林の何百種類の花の蜜からできた蜂蜜を売る謎のおっさん
第8回 ボルネオ島熱帯雨林での「森の掟」(2007年2月10日)
・・・サラワク先住民族イバン族の森の掟と、受け継がれる知恵
第9回 イバン族の夢占い(2007年2月26日)
・・・イバン族のシャーマンの解く、語り継がれる夢の意味の片鱗。
第10回 イバン族の食文化(1)(2007年6月20日)
・・・サラワク先住民族のイバン族の一番大切なもの、それは・・・。
第11回 イバン族の食文化(2)(2007年6月23日)
・・・サラワク先住民族のイバン族の男達の一番大好きなもの、それは・・・。